論文エビデンス比較
メチルフォレート(5-MTHF) vs ビタミンB12|論文で比較・どっちが効く?併用OK?
「どっちがいいか」は口コミではなく、査読済み論文で判断する。 月¥2,000-15,000のサプリ代より、間違った成分を3-6ヶ月続ける時間損失のほうが取り返しにくい。
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30秒でわかる結論
総合おすすめ: 目的・悩みに応じて選択(目的・悩みに応じて選択)
エビデンス: 両成分は同等(RCT)
メチルフォレート(5-MTHF)向き: MTHFR C677T/A1298C 多型既往(遺伝子検査陽性)
ビタミンB12向き: ベジタリアン/ヴィーガン・胃切除既往・メトホルミン長期服用の40代以上
月コスト目安: ビタミンB12 ¥500
あなたの目的で選ぶ
両成分とも論文の裏付けがあり、悩み・体質・予算で使い分けます。下のカードであなたに近いほうをタップしてください。
論文エビデンスによる評決
両成分は同等のエビデンスランクです。 目的・悩みに応じて選択することが重要です。
成分の基本情報
メチルフォレート(5-MTHF)
Methylfolate (5-MTHF / L-5-MTHF)
MTHFR 多型でも吸収・活性型葉酸・SSRI 抵抗うつアドオン
代表的な研究
SSRI 抵抗うつ患者148名に L-メチルフォレート 15mg/日 vs プラセボアドオン×12週で HAM-D 寛解率有意改善・MTHFR 多型例で効果顕著(Papakostas GI et al.)
5-MTHF は folic acid と比較して血漿活性葉酸濃度を 70〜80% 高く・MTHFR 多型でも吸収影響なし(Pietrzik K et al.)
MTHFR 多型妊婦への 5-MTHF 補給は folic acid より神経管閉鎖不全予防効果が安定・妊娠中のうつ・流産リスク低下傾向(Greenberg JA et al.)
ビタミンB12
Vitamin B12 / Cobalamin
神経系・DNA合成・赤血球形成に不可欠。欠乏で認知機能低下・疲労が起こる
代表的な研究
B12欠乏のある高齢者への補充で認知機能スコアが有意に改善。ホモシステイン値も低下
7軸スコア比較
太い数字の軸がその成分の強み。自分が重視する軸で選ぶ。
残り3軸(差が小さい軸)を見る▾
差が大きい軸ほど上に表示。スコアが高い方(太字)がその軸でエビデンスの強い成分
あなたの悩みにはどちらが向いているか
自分の悩みカテゴリをクリックすると詳しく確認できます
両方がカバーする悩み(どちらでも対応)
メチルフォレート(5-MTHF) だけがカバー
有効量・コスト比較
メチルフォレート(5-MTHF)
- 有効量
- 400〜1000 μg/日
- タイミング
- 朝食時に水で・脂溶性ではないため食事影響少
- 継続期間
- 4〜12週で評価(うつアドオン)
ビタミンB12
- 有効量
- 500〜1000 μg/日
- タイミング
- 吸収率を上げるため舌下タイプが有効。食事と一緒でも可
- 月コスト
- ¥500〜
メチルフォレート(5-MTHF)とビタミンB12は一緒に使える?
両成分は血管・循環という共通の悩みをカバーしますが、カバーする軸が異なります。「どちらか一方」ではなく「それぞれの役割分担」で組み合わせるアプローチが、より網羅的なカバーを実現します。
今のサプリと組み合わせて診断する比較が終わったら → 7軸カバー状況を確認する
今のサプリが何軸をカバーしているか分かる。不足している軸が明確になる。
メチルフォレート(5-MTHF)
ビタミンB12
よくある質問
Q. メチル葉酸とビタミンB12の関係は?比較より補完?▾
「比較」より「補完関係」が王道なペア。
メチル化サイクル(ホモシステイン→メチオニン変換)で5-MTHFがメチル基をホモシステインに供与・B12がメチオニン合成酵素の補酵素として必須、片方だけでは代謝が回らない構造(Bottiglieri 2005 J Nutrでメチル化サイクル機序確立・Smith 2010 PLOS One VITACOG RCT n=271で葉酸0.8mg+B6 20mg+B12 0.5mg/日×24週で軽度認知障害の脳萎縮率50%以上減少)。
Ageing Research Reviews 2016メタ解析 n=2,398でも葉酸補充で認知機能スコア・ホモシステイン値有意改善(特に高齢者)。
🚨葉酸1mg/日超の長期摂取はB12欠乏の血液所見(巨赤芽球性貧血)を隠す可能性・神経症状進行リスクでベジタリアン/ヴィーガン/PPI長期/胃切除既往はB12不足リスク高。「MTHFR多型陽性→5-MTHF優先/菜食主義者・PPI/胃切除→B12優先/メチル化サイクル最適化→併用」の選ぶ基準。
Q. 用量・形態の選び方は?メチルコバラミン優位?▾
【メチル葉酸 5-MTHF】400-800μg/日。
🚨Quatrefolic®/Metafolin®規格化原料。
Thorne 5-MTHF / Solgar Folate as Metafolin® / Pure Encapsulations Folate等、月¥1,000-2,500。
【ビタミンB12】500-1,000μg/日(経口高用量推奨)が論文用量再現(Smith 2010 VITACOG・経口高用量で消化管Cubam受容体非依存的吸収+IF非依存的受動拡散吸収)、形態別優先順位=①メチルコバラミン Methylcobalamin(活性型・脳神経特化)。
②アデノシルコバラミン Adenosylcobalamin(活性型・ミトコンドリア特化)。
③シアノコバラミン Cyanocobalamin(合成型・安価・代謝で活性型変換必要)。
④ヒドロキソコバラミン Hydroxocobalamin(注射処方薬・悪性貧血治療)。
🚨ベジタリアン/ヴィーガン/胃切除/PPI長期/メトホルミン長期/65歳以上はメチルコバラミン推奨。
Now Foods Methyl B-12 1,000μg / Jarrow Formulas Methyl B-12 / Solgar Methylcobalamin等、月¥800-2,500。
摂取タイミング=朝食後分割(5-MTHF + メチルB12を同時に1日1-2回・食事と同時で吸収率向上)。
Q. ホモシステインが高い・認知機能下がってきた・どう対処?▾
【ホモシステイン高値(>15μmol/L)】=5-MTHF 400-800μg/日 + メチルB12 500-1,000μg/日 + ビタミンB6 P-5-P 20-50mg/日 + TMG/ベタイン 500-3,000mg/日 + コリン+ベタイン食事軸(卵黄・大豆・ビート・キヌア)の総合スタック。
🚨>30μmol/Lは内科・神経内科で精査(MTHFR遺伝子検査・B12/葉酸吸収精査・腎機能・甲状腺機能・喫煙・大量飲酒)。
【軽度認知障害MCI・健常加齢者の認知機能低下】=Smith 2010 VITACOG処方準拠(葉酸0.8mg+B6 20mg+B12 0.5mg/日×24週)+ オメガ3 EPA+DHA 1-2g/日 + ビタミンD 1,000-2,000IU/日 + 地中海食 + 運動週150分以上 + 社会的接続の総合介入。
【アルツハイマー型認知症・血管性認知症】=🚨神経内科第一選択(ドネペジル・リバスチグミン・ガランタミン・メマンチン・新薬レカネマブ)でB12+葉酸は補助レイヤー。
【B12欠乏症状(しびれ・歩行障害・記憶障害・舌炎・気分変動)】=🚨血液内科/神経内科第一選択(血清B12<150pg/mLで欠乏・MMA・ホモシステイン精査・悪性貧血鑑別・B12注射処方ヒドロキソコバラミン)。
Q. 併用注意は?妊娠中・癌治療中は?▾
【両者共通】①🚨抗てんかん薬(フェニトイン・カルバマゼピン・バルプロ酸・フェノバルビタール)併用で葉酸/B12欠乏リスク(医師管理下で処方薬補充検討)。
②🚨メトトレキサート(リウマチ・乾癬・癌治療)併用は皮膚科/リウマチ科/腫瘍内科判断下(抗腫瘍効果減弱vs副作用軽減のバランス)。
③🚨葉酸1mg/日超長期摂取はB12欠乏マスキング(B12 500-1,000μg/日併用必須)。
④メトホルミン長期でB12吸収阻害+欠乏リスク(Wile 2010メタ・年1回B12測定推奨)。
⑤PPI長期(オメプラゾール・ランソプラゾール・10年以上)・H2ブロッカー・胃切除既往でB12吸収阻害。
⑥スルファサラジン(IBD・リウマチ)・トリメトプリム・ピリメタミンで葉酸吸収阻害。
⑦一部研究で1mg/日超葉酸の前立腺癌進行リスク上昇報告(Figueiredo 2009・50歳以上男性caution)。
⑧妊娠中・授乳中は標準量400-800μg/日葉酸+500μg/日B12安全。
⑨MTHFR多型陽性者は5-MTHF推奨。「認知症が治る」「神経が回復する」断定は薬機法/景表法NG・🚨医療領域。
Q. 効果が出るまでと評価のタイミングは?▾
4-24週で評価(Smith 2010 VITACOG 24週 等)、累積効果型で評価指標=①ホモシステイン(4-12週で低下評価・<15μmol/L目標・<10理想)/②血清B12(>400pg/mL目標)+MMA(メチルマロン酸・B12欠乏でより感度高)/③血清葉酸・赤血球葉酸/④認知機能テスト(MMSE/MoCA・反応時間・作業記憶)/⑤主観的記憶・集中力・気分/⑥神経症状(しびれ・歩行障害・舌炎・気分変動)/⑦CBC・MCV(巨赤芽球性貧血鑑別)、12-24週で効果限定的なら①MTHFR遺伝子検査(5-MTHF切替判断・A1298C多型も併行)/②用量増量(B12 500→2,000μg/日・葉酸0.8→1mg/日・但しB12併用必須)/③形態切替(シアノコバラミン→メチルコバラミン→注射処方ヒドロキソコバラミン)/④🚨血液内科/神経内科/消化器内科受診(B12欠乏症・悪性貧血・吸収不良症候群・MCI・認知症・末梢神経障害は医療領域)/⑤生活軸(禁煙・節酒・運動・睡眠・地中海食・社会的接続)/⑥併用追加(ビタミンB6 P-5-P+TMG/ベタイン+コリン+ビタミンD+オメガ3)が次の段階。
Q. メチルフォレート(5-MTHF)とビタミンB12はどちらが効果がありますか?▾
メチルフォレート(5-MTHF)とビタミンB12は同等のエビデンスランクです。用途・悩みに応じて選択してください。
Q. メチルフォレート(5-MTHF)とビタミンB12の違いは何ですか?▾
主な違いは①カバーする悩みカテゴリ(メチルフォレート(5-MTHF):長寿・細胞老化・気分の落ち込み・憂うつ、ビタミンB12:疲れやすい・認知・集中力)、②エビデンスの種類(メチルフォレート(5-MTHF):RCT、ビタミンB12:RCT)の2点です。
Q. メチルフォレート(5-MTHF)とビタミンB12は一緒に飲んでも大丈夫ですか?▾
両成分は異なるメカニズムで機能するため、一般に組み合わせ使用が検討されます。ただし相互作用の研究は限られているため、医師・薬剤師への相談を推奨します。
Q. メチルフォレート(5-MTHF)とビタミンB12の副作用のリスクはどちらが低いですか?▾
メチルフォレート(5-MTHF)の主な副作用:不眠(高用量時)、焦燥感。 ビタミンB12の主な副作用:過剰摂取でのリスクはほぼなし(水溶性)。 いずれも適切な用量・タイミングを守ることで多くの方が問題なく使用できます。持病がある方は使用前に医師に相談してください。
Q. メチルフォレート(5-MTHF)とビタミンB12はどちらがコスパが良いですか?▾
ビタミンB12は月あたり約¥500。ただしコスパは「継続できるか」と「目的に合っているか」で判断することが重要です。