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論文エビデンス比較

トリブラステレストリス vs トンカットアリ|論文で比較・どっちが効く?併用OK?

「どっちがいいか」は口コミではなく、査読済み論文で判断する。 月¥2,000-15,000のサプリ代より、間違った成分を3-6ヶ月続ける時間損失のほうが取り返しにくい。

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30秒でわかる結論

総合おすすめ: 目的・悩みに応じて選択目的・悩みに応じて選択

エビデンス: トンカットアリが上(コホート vs 動物・小規模

トリブラステレストリス向き: 性機能・性欲の補助的なサポートを研究の観点で試したい

トンカットアリ向き: 40代以降で「朝の元気・性欲・回復」が落ちてきたと自覚する

論文エビデンスによる評決

動物・小規模
C
トリブラステレストリス
0軸で優位
コホート
B
トンカットアリ
7軸で優位

エビデンスの強さ:トンカットアリが上回ります。ただし成分の「強さ」は目的によって変わります。下の比較で確認してください。

成分の基本情報

Cヒトデータ不足論文 3

トリブラステレストリス

Tribulus Terrestris

テストステロン上昇は複数のRCTで明確に否定される一方、性機能・気分関連の改善は別系統で報告される「期待を更新すべき」古参ハーブ

代表的な研究

Journal of Strength and Conditioning Research2007n=22RCT

エリートラグビー選手22名対象のRCTで、Tribulus terrestris 450mg/日 × 5週でテストステロン・筋力・体組成いずれもプラセボと有意差なしと報告された(Rogerson S et al.)

Journal of Ethnopharmacology2005n=21RCT

健康な若年男性21名対象のRCTで、Tribulus terrestris 20mg/kg/日 × 4週でテストステロン・アンドロステンジオン・LHいずれもプラセボと有意差なしと報告された(Neychev VK et al.)

Biology of Sport2014観察

Tribulus terrestrisの臨床研究12件の総説。テストステロン上昇効果は健康な若年男性ではほぼ否定される一方、性機能・気分関連のアウトカム改善は別の機序で報告されることを整理(Pokrywka A et al.)

B大規模追跡研究で関連論文 3

トンカットアリ

Tongkat Ali

遅発性男性更年期76名RCTで遊離テストステロン関連指標の改善が報告される東南アジア由来アダプトゲン・Physta規格品200mg/日が標準

代表的な研究

Andrologia2012n=76RCT

遅発性男性更年期(LOH)疑い76名対象の臨床試験で、Physta水抽出物200mg/日 × 1ヶ月で遊離テストステロン関連指標の正常域到達率が大きく上昇したと報告された(Tambi MI et al.)

Journal of the International Society of Sports Nutrition2013n=63RCT

ストレス度合いが中等度の男女63名対象のRCTで、Physta 200mg/日 × 4週でコルチゾール −16%・遊離テストステロン関連指標 +37%・気分プロファイル改善が報告された(Talbott S et al.)

Phytotherapy Research2014n=25RCT

57〜72歳の運動習慣のある男女25名対象のパイロットRCTで、Physta 400mg/日 × 5週で握力・除脂肪体重・遊離テストステロン関連指標の改善が報告された(Henkel R et al.)

7軸スコア比較

太い数字の軸がその成分の強み。自分が重視する軸で選ぶ。

差が大きい軸(上位4軸)
トリブラステレストリス
トンカットアリ
🧘ストレス
3.0
7.0
🔬抗老化
3.0
5.0
代謝・エネルギー
4.0
5.0
🧠脳・認知
3.0
4.0
残り3軸(差が小さい軸)を見る
🛡️免疫・炎症
3.0
4.0
🌙睡眠・回復
2.0
3.0
🌿肌老化
1.0
2.0

差が大きい軸ほど上に表示。スコアが高い方(太字)がその軸でエビデンスの強い成分

あなたの悩みにはどちらが向いているか

自分の悩みカテゴリをクリックすると詳しく確認できます

両方がカバーする悩み(どちらでも対応)

共通の悩みに対しては、エビデンスの強い トンカットアリを優先する選択肢があります。

トンカットアリ だけがカバー

有効量・コスト比較

トリブラステレストリス

有効量
750〜1500 mg/日(プロトディオシン40-60%標準化エキス)
タイミング
朝・昼の食後分割摂取。Tribestan®臨床試験では1回250〜500mgを1日3回
継続期間
臨床試験は4〜12週で評価。性機能・気分の手応えは4〜8週で報告

トンカットアリ

有効量
200〜400 mg/日(Physta/LJ100等の標準化水抽出物)
タイミング
朝食後または運動前。長期継続前提・サイクル運用(5日オン2日オフ等)も検討されるが、臨床RCTは連続摂取で評価
継続期間
ホルモン関連の手応えは4〜12週・運動パフォーマンスは2〜5週で報告

トリブラステレストリストンカットアリは一緒に使える?

両成分は筋力・体組成・気分の落ち込み・憂うつ・運動後の疲労回復・筋分解抑制という共通の悩みをカバーしますが、カバーする軸が異なります。「どちらか一方」ではなく「それぞれの役割分担」で組み合わせるアプローチが、より網羅的なカバーを実現します。

今のサプリと組み合わせて診断する

比較が終わったら → 7軸カバー状況を確認する

今のサプリが何軸をカバーしているか分かる。不足している軸が明確になる。

トリブラステレストリス

トンカットアリ

診断結果を見る(7軸レーダーチャート)

よくある質問

Q. トリブルスとトンカットアリの違いは?論文ベースで差は?

論文蓄積の質に明確な差があります。

トリブルス・テレストリス(Tribulus terrestris・500-1,500mg/日・ハマビシ)は古典アーユルヴェーダ・伝統的男性活力ハーブで。

過去の動物試験は豊富だがヒトRCTでのテストステロン上昇エビデンスは限定的(Pokrywka 2014 Biol Sport reviewで「ヒトRCTでテストステロン有意上昇は確認されていない」と整理・Roaiah 2016 J Sex Med RCT n=180でED症状改善は報告されたがホルモン変化は限定的・Neychev 2005 J Ethnopharmacolで若年男性のテストステロン変化なし)。

トンカットアリ(Eurycoma longifolia・200-400mg/日)はfree-T増加・SHBG低下のヒトRCT蓄積が比較的厚い(Tambi 2012 Andrologia RCT n=76・Talbott 2013 J Int Soc Sports Nutr RCT n=63)。「ヒトRCTのテストステロン関連エビデンス→トンカットアリ優位/伝統的使用・性機能・ED→トリブルス」の整理。

Q. 用量・形態の選び方は?プロトジオサポニン含量重要?

【トリブルス】500-1,500mg/日が論文用量域。

Tribestan®(Sopharma社・ブルガリア・60%プロトジオサポニン標準化)が伝統的規格化原料。

「プロトジオサポニン40-90%標準化」表示が品質指標だがヒトRCTのテストステロン上昇エビデンスは限定的。

Now Foods Tribulus 1,000mg / Optimum Nutrition Tribulus Maximus / Nutricost Tribulus Terrestris等、月¥1,500-3,000。

【トンカットアリ】200-400mg/日が論文用量再現。

🚨Physta®/LJ100®規格化原料が無難選択、月¥3,000-7,000。

選択軸=論文ベースのテストステロン関連エビデンス→トンカットアリ優位。

ED・性機能補助・伝統的使用→トリブルス。

コストパフォーマンス→トリブルス。

併用は経路類似で重複だが理論的に可能。

Q. ED・性機能改善エビデンスは?医療治療との関係は?

【ED・性機能改善のヒトRCT】=Roaiah 2016 J Sex Med RCT n=180でTribulus 750mg/日×3ヶ月でIIEF(国際勃起機能スコア)-EFスコア改善(テストステロン変化なし)。

Akhtari 2014 DARU J Pharm Sci RCT n=67でTribulus 7.5g/日でPDE5阻害薬補助としてのED改善。

🚨ED(勃起機能不全)は泌尿器科第一選択=①PDE5阻害薬(バイアグラ®・シアリス®・レビトラ®・ザイデナ®・ステンドラ®)= 第一選択薬・8割の症例で有効・処方薬・要医師判断、②心血管原因鑑別(ED発症3-5年後の心筋梗塞リスク上昇報告でED=心血管病の早期警告マーカー)。

③糖尿病・高血圧・脂質異常症の管理。

④心因性ED→心療内科・カウンセリング。

⑤テストステロン補充療法(TRT)= 男性更年期/LOH症候群の特定症例。トリブルス・トンカットアリは補助レイヤーで医療領域では第一選択ではない。「ED が治る」「精力UP」「精力剤」断定は薬機法/景表法NG。

Q. 併用注意は?前立腺癌・心血管疾患は?

【トリブルス】①🚨前立腺癌既往・PSA(前立腺特異抗原・前立腺がんマーカー)高値・前立腺肥大症caution(理論的ホルモン関連でテストステロン関連リスク懸念・泌尿器科判断下)。

②🚨心血管疾患既往・心不全caution(Tribulusで動悸・血圧変動報告)。

③🚨糖尿病で血糖低下増強monitor、④🚨女性は妊娠中・授乳中NG(ホルモン作用懸念)、⑤抗凝固薬caution(理論的影響)、⑥稀に消化器症状・頭痛。

【トンカットアリ】①🚨前立腺癌既往・PSA高値・前立腺肥大症caution、②🚨女性は妊娠中・授乳中NG。

③SSRI・抗精神病薬・抗凝固薬・糖尿病薬caution、④肝機能影響データ限定で長期高用量回避。

両者併用=経路類似で重複・併用の合理性論文ベースで限定的。

「テストステロンが上がる」「精力UP」「ED治る」断定は薬機法/景表法NG→「ホルモン関連指標・ED症状の改善が報告」型統一。

🚨ED・男性更年期は泌尿器科第一選択でハーブは補助レイヤー。

Q. 効果が出るまでと評価のタイミングは?

4-12週で評価(Tribulus Roaiah 2016 12週 等)、評価指標=①総テストステロン・遊離テストステロン・SHBG・LH/FSH 等(血液検査・年1回以上)/②ED症状(IIEF(国際勃起機能スコア)-EFスコア・AMS質問票)/③性機能・性欲・主観的活力/④筋力(1RM・8-12RM)・コルチゾール(朝/夕)/⑤体組成(除脂肪体重・体脂肪率)/⑥血圧・血糖・脂質パネル、12週で効果限定的なら①🚨泌尿器科受診(ED・男性更年期・LOH症候群・PSA(前立腺特異抗原・前立腺がんマーカー)高値・前立腺肥大症は泌尿器科第一選択=PDE5阻害薬・テストステロン補充療法TRT・PSA定期検査)/②内分泌内科(甲状腺・副腎・下垂体機能評価)/③心療内科(心因性ED・うつ・慢性ストレス)/④生活軸(運動・タンパク質・睡眠7-9時間・体重管理・節酒・禁煙)/⑤食事軸(亜鉛・ビタミンD・オメガ3)/⑥併用切替(トリブルス→トンカットアリ→アシュワガンダの階段)が次の段階。

Q. トリブラステレストリスとトンカットアリはどちらが効果がありますか?

論文エビデンスの強さではトンカットアリ(コホート)が上回ります。ただし用途が異なるため、目的・悩みに応じた選択が重要です。

Q. トリブラステレストリスとトンカットアリの違いは何ですか?

主な違いは①カバーする悩みカテゴリ(トリブラステレストリス:筋力・体組成・気分の落ち込み・憂うつ、トンカットアリ:ストレス・不安・疲れやすい)、②エビデンスの種類(トリブラステレストリス:動物・小規模、トンカットアリ:コホート)の2点です。

Q. トリブラステレストリスとトンカットアリは一緒に飲んでも大丈夫ですか?

両成分は異なるメカニズムで機能するため、一般に組み合わせ使用が検討されます。ただし相互作用の研究は限られているため、医師・薬剤師への相談を推奨します。

Q. トリブラステレストリスとトンカットアリの副作用のリスクはどちらが低いですか?

トリブラステレストリスの主な副作用:通常用量で副作用報告はまれ、稀に消化器症状(胃部不快感・吐き気・下痢)。 トンカットアリの主な副作用:通常用量(〜400mg/日)で副作用報告はまれ、稀に不眠・易刺激性・頭痛。 いずれも適切な用量・タイミングを守ることで多くの方が問題なく使用できます。持病がある方は使用前に医師に相談してください。

本ページの情報は医療的アドバイスを提供するものではありません。 掲載内容は査読済み論文に基づく研究情報の提供を目的としており、 特定成分・商品の効果・効能を保証するものではありません。 持病・服薬中の方は使用前に医師・薬剤師にご相談ください。エビデンス評価基準について →