SciBase

論文エビデンス比較

トンカットアリ vs アシュワガンダ|論文で比較・どっちが効く?併用OK?

「どっちがいいか」は口コミではなく、査読済み論文で判断する。 月¥2,000-15,000のサプリ代より、間違った成分を3-6ヶ月続ける時間損失のほうが取り返しにくい。

本ページはアフィリエイトリンクを含みます(一部商品の購入で当サイトに収益が発生します)。詳しくはこちら

30秒でわかる結論

総合おすすめ: 目的・悩みに応じて選択目的・悩みに応じて選択

エビデンス: アシュワガンダが上(メタ解析・SR vs コホート

トンカットアリ向き: 40代以降で「朝の元気・性欲・回復」が落ちてきたと自覚する

アシュワガンダ向き: 仕事・育児で慢性的にコルチゾール高めの30-40代・就寝前に頭が冴える

月コスト目安: アシュワガンダ ¥1,070

論文エビデンスによる評決

コホート
B
トンカットアリ
3軸で優位
メタ解析・SR
S
アシュワガンダ
3軸で優位

エビデンスの強さ:アシュワガンダが上回ります。ただし成分の「強さ」は目的によって変わります。下の比較で確認してください。

成分の基本情報

B大規模追跡研究で関連論文 3

トンカットアリ

Tongkat Ali

遅発性男性更年期76名RCTで遊離テストステロン関連指標の改善が報告される東南アジア由来アダプトゲン・Physta規格品200mg/日が標準

代表的な研究

Andrologia2012n=76RCT

遅発性男性更年期(LOH)疑い76名対象の臨床試験で、Physta水抽出物200mg/日 × 1ヶ月で遊離テストステロン関連指標の正常域到達率が大きく上昇したと報告された(Tambi MI et al.)

Journal of the International Society of Sports Nutrition2013n=63RCT

ストレス度合いが中等度の男女63名対象のRCTで、Physta 200mg/日 × 4週でコルチゾール −16%・遊離テストステロン関連指標 +37%・気分プロファイル改善が報告された(Talbott S et al.)

Phytotherapy Research2014n=25RCT

57〜72歳の運動習慣のある男女25名対象のパイロットRCTで、Physta 400mg/日 × 5週で握力・除脂肪体重・遊離テストステロン関連指標の改善が報告された(Henkel R et al.)

S複数の比較試験で確認論文 3

アシュワガンダ

Ashwagandha

コルチゾール−27.9%・8週RCTで確認されたストレス指標の改善

代表的な研究

Medicine (Baltimore)2021n=590メタ解析

ストレス・不安スコアの有意な改善とコルチゾール関連指標への影響が複数のRCTで示されている(p<0.05)

Indian Journal of Psychological Medicine2019n=64RCT

プラセボ比でコルチゾール値が有意に低下(−27.9%)。ストレス・不安スコアが大幅に改善。

Medicine (Baltimore)2019n=60RCT

Shoden標準化エキス240mg/日でコルチゾール値が有意に低下し、DHEA-S・テストステロンの上昇傾向が示された(男性参加者)

7軸スコア比較

太い数字の軸がその成分の強み。自分が重視する軸で選ぶ。

差が大きい軸(上位4軸)
トンカットアリ
アシュワガンダ
🌙睡眠・回復
3.0
7.0
🧘ストレス
7.0
9.0
🔬抗老化
5.0
3.0
代謝・エネルギー
5.0
3.0
残り3軸(差が小さい軸)を見る
🌿肌老化
2.0
0.0
🧠脳・認知
4.0
5.0
🛡️免疫・炎症
4.0
4.0

差が大きい軸ほど上に表示。スコアが高い方(太字)がその軸でエビデンスの強い成分

あなたの悩みにはどちらが向いているか

自分の悩みカテゴリをクリックすると詳しく確認できます

両方がカバーする悩み(どちらでも対応)

共通の悩みに対しては、エビデンスの強い アシュワガンダを優先する選択肢があります。

有効量・コスト比較

トンカットアリ

有効量
200〜400 mg/日(Physta/LJ100等の標準化水抽出物)
タイミング
朝食後または運動前。長期継続前提・サイクル運用(5日オン2日オフ等)も検討されるが、臨床RCTは連続摂取で評価
継続期間
ホルモン関連の手応えは4〜12週・運動パフォーマンスは2〜5週で報告

アシュワガンダ

有効量
300〜600 mg/日
タイミング
夜間摂取が多い。朝晩2回に分けるプロトコルも研究されている
継続期間
4〜12週間の継続で効果を確認した研究が多い
月コスト
¥1,070

トンカットアリアシュワガンダは一緒に使える?

両成分はストレス・不安・疲れやすいという共通の悩みをカバーしますが、カバーする軸が異なります。「どちらか一方」ではなく「それぞれの役割分担」で組み合わせるアプローチが、より網羅的なカバーを実現します。

今のサプリと組み合わせて診断する

比較が終わったら → 7軸カバー状況を確認する

今のサプリが何軸をカバーしているか分かる。不足している軸が明確になる。

トンカットアリ

アシュワガンダ

診断結果を見る(7軸レーダーチャート)

よくある質問

Q. トンカットアリとアシュワガンダの違いは?

両者ともアダプトゲン系ハーブで男性活力・ストレス耐性領域で重なるがメカニズムが異なる。

トンカットアリ(Eurycoma longifolia・200-400mg/日・Physta®/LJ100®規格化抽出物)はコルチゾール低下+テストステロン(特にfree-T)関連で報告蓄積(Tambi 2012 Andrologia RCT n=76で200mg/日×4週でテストステロン正常化・SHBG低下・Talbott 2013 J Int Soc Sports Nutr RCT n=63で200mg/日×4週でストレス指標・コルチゾール改善)。

アシュワガンダ(KSM-66/Sensoril 300-600mg/日)はHPA軸(視床下部-下垂体-副腎軸・ストレス応答系)調整経由のコルチゾール低下・睡眠の質改善・テストステロン関連で論文蓄積(Lopresti 2019 Am J Mens Health RCT n=57で600mg/日×8週でテストステロン・DHEAS関連改善・Salve 2019 RCT n=60でコルチゾール有意低下)。「即効性のテストステロン関連→トンカットアリ/慢性ストレス×睡眠×累積→アシュワガンダ」の選ぶ基準、両者経路独立で併用可能(朝トンカットアリ+夜アシュワガンダの二段スタック)。

Q. 用量・形態の選び方は?規格化原料の重要性は?

【トンカットアリ】200-400mg/日が論文用量再現。

🚨Physta®(HP Ingredients社・FDA NDI届出済・水抽出物)/LJ100®(HP Ingredients社・eurycomanone 22%標準化)規格化原料が論文用量再現の前提。

「トンカットアリ配合」訴求のみで規格不明品は重金属(鉛・水銀)混入歴(Tambi 2012で重金属管理規格化品の重要性指摘)。

Nutricost Tongkat Ali / Double Wood Tongkat Ali / Solaray Tongkat Ali Physta®等、月¥3,000-7,000。

【アシュワガンダ】KSM-66 300-600mg/日 or Sensoril 250-500mg/日が論文用量再現。

🚨KSM-66®(Ixoreal Biomed社・withanolides 5%標準化・根のみ抽出)/Sensoril®(NutraGenesis社・withanolides 10%標準化・根+葉抽出物)が論文用量再現の規格化原料。

Jarrow Formulas Ashwagandha KSM-66 / Nutricost Ashwagandha KSM-66 / Now Foods Ashwagandha Sensoril等、月¥1,500-4,000。

摂取タイミング=朝食後トンカットアリ200-400mg + 夕食後or就寝前アシュワガンダ300-600mgの二段スタック。

Q. 男性活力ハーブで論文ベースの差は?

両者ともヒトRCTのテストステロン関連エビデンス蓄積ありだが主軸が異なる=トンカットアリ=SHBG(性ホルモン結合グロブリン)低下→free-T(遊離テストステロン)相対的上昇(Tambi 2012)+即効性4-8週、アシュワガンダ=HPA軸(視床下部-下垂体-副腎軸・ストレス応答系)調整→コルチゾール低下→ホルモン環境改善+睡眠の質改善+全身ストレス耐性(Salve 2019・Lopresti 2019)+累積効果8-12週。

「テストステロンが○%上がる」断定は薬機法/景表法NGでホルモン関連指標の改善が報告型統一が誠実。

男性更年期(LOH症候群・テストステロン低下)疑い=🚨泌尿器科第一選択(血液検査で総テストステロン・遊離テストステロン・LH/FSH/PRL/SHBG測定・LOH症候群診断・テストステロン補充療法TRT処方検討)でハーブは補助レイヤー。

🚨前立腺癌既往・PSA(前立腺特異抗原・前立腺がんマーカー)高値はホルモン関連サプリ全般禁忌寄りで泌尿器科判断下。

Q. 併用注意は?前立腺癌・甲状腺は?

【トンカットアリ】①🚨前立腺癌既往・PSA(前立腺特異抗原・前立腺がんマーカー)高値・前立腺肥大症caution(理論的にテストステロン関連で進行リスク懸念・泌尿器科判断下)、②🚨女性は妊娠中・授乳中NG。

③SSRI・抗精神病薬caution(理論的相互作用)、④抗凝固薬caution(理論的影響)。

⑤糖尿病薬で血糖低下増強の可能性monitor、⑥肝機能影響データ限定で長期高用量回避。

【アシュワガンダ】①🚨甲状腺機能亢進症NG(Sharma 2018 J Altern Complement Medでアシュワガンダで甲状腺ホルモン上昇・甲状腺機能亢進症・グレーブス病・橋本病でリチウム作用も)。

②🚨自己免疫疾患(橋本病・SLE・関節リウマチ・乾癬・1型糖尿病)caution(Mishra 2000 Altern Med Revでimmunomodulatory作用報告)、③🚨妊娠中・授乳中NG(流産リスク報告)。

④鎮静薬・睡眠薬・抗不安薬caution(鎮静作用重畳)。

⑤甲状腺薬・SSRI・抗精神病薬・降圧薬caution。

⑥稀に消化器症状(嘔気・嘔吐・下痢)。「テストステロンが上がる」「精力UP」「若返り」断定は薬機法/景表法NG。

Q. 効果が出るまでと評価のタイミングは?

4-12週で評価(トンカットアリ Tambi 2012 4週・Talbott 2013 4週・アシュワガンダ Salve 2019 8週・Lopresti 2019 8週)、評価指標=①総テストステロン・遊離テストステロン・SHBG・LH/FSH(血液検査)/②コルチゾール(朝/夕の唾液 or 血液検査)/③性機能(IIEF(国際勃起機能スコア)-5/AMS質問票)/④筋力(1RM・8-12RM反復回数)/⑤睡眠の質(PSQI)/⑥ストレス(PSS)/⑦疲労感(FACIT-F)/⑧主観的活力・気分・集中力、12週で効果限定的なら①🚨泌尿器科受診(男性更年期・LOH症候群 等)/②内分泌内科(甲状腺・副腎・下垂体機能評価)/③心療内科(慢性ストレス・うつ・睡眠障害)/④生活軸(運動・タンパク質・睡眠7-9時間・体重管理・節酒・禁煙)/⑤食事軸(亜鉛・ビタミンD・オメガ3・卵・赤身肉・牡蠣)/⑥併用追加(亜鉛15-30mg/日+ビタミンD 2,000IU+マグネシウム)が次の段階。

Q. トンカットアリとアシュワガンダはどちらが効果がありますか?

論文エビデンスの強さではアシュワガンダ(メタ解析・SR)が上回ります。ただし用途が異なるため、目的・悩みに応じた選択が重要です。

Q. トンカットアリとアシュワガンダの違いは何ですか?

主な違いは①カバーする悩みカテゴリ(トンカットアリ:筋力・体組成・気分の落ち込み・憂うつ、アシュワガンダ:睡眠の質)、②エビデンスの種類(トンカットアリ:コホート、アシュワガンダ:メタ解析・SR)の2点です。

Q. トンカットアリとアシュワガンダは一緒に飲んでも大丈夫ですか?

両成分は異なるメカニズムで機能するため、一般に組み合わせ使用が検討されます。ただし相互作用の研究は限られているため、医師・薬剤師への相談を推奨します。

Q. トンカットアリとアシュワガンダの副作用のリスクはどちらが低いですか?

トンカットアリの主な副作用:通常用量(〜400mg/日)で副作用報告はまれ、稀に不眠・易刺激性・頭痛。 アシュワガンダの主な副作用:消化器症状(まれ)、過剰摂取で甲状腺機能に影響する可能性。 いずれも適切な用量・タイミングを守ることで多くの方が問題なく使用できます。持病がある方は使用前に医師に相談してください。

Q. トンカットアリとアシュワガンダはどちらがコスパが良いですか?

アシュワガンダは月あたり約¥1,070。ただしコスパは「継続できるか」と「目的に合っているか」で判断することが重要です。

本ページの情報は医療的アドバイスを提供するものではありません。 掲載内容は査読済み論文に基づく研究情報の提供を目的としており、 特定成分・商品の効果・効能を保証するものではありません。 持病・服薬中の方は使用前に医師・薬剤師にご相談ください。エビデンス評価基準について →