クレアチン
Creatine
筋力だけじゃない。睡眠不足時の認知機能改善もメタ解析で確認されている
Betaine Anhydrous
メチル基ドナー・ホモシステイン低下・運動パフォーマンス補助の RCT 蓄積
ベタイン 2.5g/日×6週
Cholewa 2013 で除脂肪体重・筋力有意改善(n=23)
この成分の要点
服用中の薬・持病がある方、妊娠・授乳中の方は、医師・薬剤師にご相談ください。
SciBase 論文エビデンス指数 PEI(v2.2)
信頼度 100%
論文 3 本(RCT 3 / メタ解析 0 / 直近 15 年 1)
評価 B は実用判断、PEI は論文の量と質の客観指標。両者は別軸として読みます。
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ポイント
ひとことで
メチル基ドナー・ホモシステイン低下・運動パフォーマンス補助の RCT 蓄積
こんな人に
筋トレ・運動パフォーマンス向上を目指す / ホモシステイン高値・心血管リスク低減
推奨用量
2500–6000mg/日
使用期間
効果評価は2〜6週間
参照論文
3本
ベタイン無水物はメチル基ドナー・ホモシステイン低下の老化制御物質で、抵抗運動トレーニング男性で除脂肪体重・腕筋断面積・スクワット最大筋力を有意改善した RCT がある(2.5g/日6週・n=23・Cholewa 2013)。体内ではホモシステイン→メチオニン再変換のメチル基ドナーとして機能する。
研究領域は運動パフォーマンス(筋力増加・スプリント能力)・ホモシステイン低下(心血管リスク)・脂質肝(NAFLD)。ヒトRCT用量は2.5〜6g/日(無水ベタインとして)。
メチオニン代謝関連薬(葉酸・B12等)との併用は補完的に機能する。腎機能低下例では過量蓄積に注意。
要点筋トレ・運動パフォーマンス向上を目指す
筋トレ・運動パフォーマンス向上を目指す
ホモシステイン高値・心血管リスク低減
NAFLD・脂質肝が気になる
メチル基代謝サポート(葉酸・B12 と併用)
要点抵抗運動トレーニング男性23名にベタイン 2.5g/日×6週で除脂肪体重・腕筋断面積・スクワット最大筋力の有意改善(Cholewa JM et al.)(Journal of the International Society of Sports Nutrition 2013年)
抵抗運動トレーニング男性23名にベタイン 2.5g/日×6週で除脂肪体重・腕筋断面積・スクワット最大筋力の有意改善(Cholewa JM et al.)
Effects of betaine on body composition, performance, and homocysteine thiolactone
健常成人12名にベタイン 6g/日×6週でホモシステイン -20%減(葉酸より速効)・血清中性脂肪に影響なし(Olthof MR et al.)
Effect of homocysteine-lowering nutrients on blood lipids
男性24名にベタイン 2.5g/日×15日でベンチプレス・スクワット筋力・スプリント能力の有意改善(Hoffman JR et al.)
Effect of 15 days of betaine ingestion on concentric and eccentric force outputs during isokinetic exercise
要点ベタイン無水物のエビデンスランクは B:小規模 RCT または観察研究中心
大規模追跡研究で関連
コホート研究・観察研究
なぜ信頼できるか
大規模な集団を長期追跡した研究。「相関」は示せるが、RCTと違い因果関係の証明は難しい。
どの程度効果を期待できるか
一定の関連性は示されているが、RCTより不確実性が高い。補助的な位置づけが適切。
限界・注意点
生活習慣・食事などの交絡因子を完全に排除できない。単独で判断しないほうが良い。
このランクの成分をどう扱うか
他の成分で不足している軸を補う目的や、副作用が少ない成分なら試す価値がある。
要点論文ベースの目安:2500–6000 mg/日・食事と一緒に1日1〜2回・運動前30-60分・効果評価は2〜6週間
要点Q. クレアチンと併用しても効果がありますか?
エビデンスランクBです。コホート研究・大規模観察研究で根拠が確認されています。代表的な研究では「抵抗運動トレーニング男性23名にベタイン 2.5g/日×6週で除脂肪体重・腕筋断面積・スクワット最大筋力の有意改善(Cholewa JM et al.)」が示されています(Journal of the International Society of Sports Nutrition・2013年・23人対象)。口コミや広告ではなく、査読済み論文のみを根拠としています。
代謝・血糖コントロール・筋力・体組成・血管・循環・肝機能・解毒サポートへの対策を後回しにするほど、加齢とともに改善が難しくなる傾向があります。多くの研究で「早期からの継続的なアプローチ」が推奨されており、問題が顕在化してからでは対策の効果が限定的になることも少なくありません。今すぐ始めることと、数年後に始めることでは、長期的な結果に大きな差が生まれます。
特に次のような方に向いています:筋トレ・運動パフォーマンス向上を目指す、ホモシステイン高値・心血管リスク低減、NAFLD・脂質肝が気になる、メチル基代謝サポート(葉酸・B12 と併用)。逆に、すでに食事からこれらの栄養素を十分に摂取できている方や、該当する悩みがない方は優先度が下がります。まず自分が当てはまるかどうかを確認することが、失敗しない成分選びの出発点です。
論文で効果が確認されているのは2500〜6000 mg/日です。タイミングは「食事と一緒に1日1〜2回・運動前30-60分」が推奨されています。この量を下回ると研究で示された効果が得られない可能性があります。市販品の中には有効量に満たないものもあるため、配合量の確認が重要です。
効果評価は2〜6週間。多くの方が数週間で諦めてしまいますが、研究で効果が確認されているのはいずれも継続使用が前提です。途中でやめてしまうと、蓄積されたはずの効果が失われる可能性があります。少なくとも研究期間と同程度の継続を目標に設定することを推奨します。
報告されている副作用:軽度GI不快感、魚臭体臭(高用量時)、稀に頭痛。特に腎機能低下例(過量蓄積注意)、メチオニン代謝障害の方は使用前に医師に相談してください。適切な用量・タイミングを守ることで、多くの方が問題なく使用できます。不安がある場合は医師・薬剤師への相談を推奨します。
葉酸・ビタミンB12・B6との併用:経過観察が推奨されます。メチオニン代謝経路の相補的作用(補完的併用) 服薬中の方は自己判断で併用せず、必ず医師・薬剤師に相談してください。
併用は理論的に補完的です。
【クレアチン】ATP 再合成・短時間高強度運動(無酸素)に特化・5g/日。
【ベタイン】メチル基ドナー → クレアチン合成促進・浸透圧調整による細胞内水和・スプリント能力・筋力改善。
【まとめ】筋肥大・筋力増加目的 → クレアチン主軸 + ベタイン補助的な位置づけ(2.5g/日)。両者は機序が補完的で、併用 RCT エビデンスもある。
同じです。
【表記】TMG = Trimethylglycine = ベタイン(betaine)= ベタイン無水物(betaine anhydrous)。すべて同一成分。
【まとめ】サプリラベルに「TMG」「ベタイン」「トリメチルグリシン」のいずれかが書かれていれば同じ。Now Foods・Source Naturals 等のブランドで入手可能。
ホモシステイン(Hcy)高値は心血管疾患・認知症リスクと観察研究で関連が指摘されている血中マーカーです。
【主軸】葉酸・ビタミンB6・B12 で Hcy 低下が標準。
【ベタイン】メチル基ドナーとして Hcy → メチオニン再変換を促進。Olthof 2003 RCT で葉酸より速効的に Hcy 低下。
【まとめ】Hcy 高値の方は 葉酸 400-1,000μg・B12 500-1,000μg・B6 50-100mg が主軸・ベタイン 2.5-6g/日は補助的な位置づけ。心血管疾患・認知症予防効果は観察研究レベルで因果性未確立。
Abdelmalek 2009 RCT で NAFLD 患者のベタイン 20g/日×1年で肝脂肪・炎症マーカー改善が報告されています。
【機序】メチル基ドナーとして PEMT 経路で PC 合成 → 肝臓 VLDL 排出促進 → 肝脂肪蓄積低下。
【まとめ】軽度〜中等度 NAFLD → ベタイン補助的な位置づけ(2.5-6g/日)・主軸は 減量・運動・地中海食・コリン・SAMe 等併用。中等度〜重度は消化器内科相談。
運動パフォーマンス・筋力改善は 2〜6週間・ホモシステイン低下は 6週間が研究の観点です。
【判定ライン】Hoffman 2009 で2週・Cholewa 2013 で6週時点での有意改善・Olthof 2003 で6週時点での Hcy -20%。
【継続性】運動効果は継続摂取で維持・中止すると数週間で効果消失。
要点副作用:軽度GI不快感|注意:腎機能低下例(過量蓄積注意)
副作用の可能性
注意が必要な方
要点葉酸・ビタミンB12・B6との併用は要経過観察:メチオニン代謝経路の相補的作用(補完的併用)
添付文書・FDA警告・査読論文をもとに、併用に注意が必要な医薬品をまとめています。
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葉酸・ビタミンB12・B6
作用機序:メチオニン代謝経路の相補的作用(補完的併用)
推奨行動:併用で Hcy 低下を効率化・問題なし
出典:Olthof 2003 J Nutr
該当する薬を服用中の方は、自己判断で併用せず、必ず医師・薬剤師に相談してください。本項は一般的な情報提供であり、個別の診療・処方判断の代替ではありません。
上記の薬を服用中・体質的に併用できない方には、同じ悩みに対応しつつ同系統の薬剤干渉を持たない成分を選んでいます。
※ 候補は元成分と同じ系統の薬剤干渉を持たないものに限定していますが、各成分にも個別の注意事項があります。リンク先の飲み合わせ欄を必ず確認し、最終判断は医師・薬剤師にご相談ください。
有効量を確認する
1日2500〜6000mg/日を目安にする。この量が論文で効果を確認した用量。
タイミングと使い方
食事と一緒に1日1〜2回・運動前30-60分
効果が出るまでの期間
効果評価は2〜6週間
この成分を一言で
ベタイン無水物はコホート研究・大規模観察研究で代謝・血糖コントロール・筋力・体組成・血管・循環・肝機能・解毒サポートへの効果が確認されている成分です。特に 筋トレ・運動パフォーマンス向上を目指す・ホモシステイン高値・心血管リスク低減 に向いています。始めるなら 2500〜6000mg/日を食事と一緒に1日1〜2回・運動前30-60分から。効果の実感には効果評価は2〜6週間が目安です。なお、軽度GI不快感の報告があるため、体調に合わせて量を調整してください。
最終更新:2026-05-13 / 参照論文:3件
ベタイン無水物と共通の悩み(代謝・血糖コントロール・筋力・体組成・血管・循環)で推奨される成分
Creatine
筋力だけじゃない。睡眠不足時の認知機能改善もメタ解析で確認されている
Vitamin D
メタ解析n=11,321で呼吸器感染リスク低下を確認(BMJ 2017)
Omega-3 (EPA/DHA)
EPAは抗炎症、DHAは脳・網膜。役割の違いがメタ解析で確認されている
Magnesium
日本人の平均摂取量は推奨量より約100mg/日不足。睡眠の質改善のRCTあり
HMB (Beta-Hydroxy Beta-Methylbutyrate)
高齢者の筋肉量・筋力維持への効果がメタ解析で確認されている抗サルコペニア成分
Zinc
ニキビ・皮膚の修復・免疫機能への関与がRCTで確認されている
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