論文エビデンス比較
クレアチン vs βアラニン(ベータアラニン)|論文で比較・どっちが効く?併用OK?
「どっちがいいか」は口コミではなく、査読済み論文で判断する。 月¥2,000-15,000のサプリ代より、間違った成分を3-6ヶ月続ける時間損失のほうが取り返しにくい。
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30秒でわかる結論
総合おすすめ: 目的・悩みに応じて選択(目的・悩みに応じて選択)
エビデンス: クレアチンが上(メタ解析・SR vs RCT)
クレアチン向き: 筋トレ・パワー競技で記録向上を狙う成人男性、または40代以降の筋量維持
βアラニン(ベータアラニン)向き: 1-6分間の高強度運動(HIIT・スプリント・格闘技・水泳400m・自転車1kmTT等)でパフォーマンスを高めたい
月コスト目安: クレアチン ¥420
あなたの目的で選ぶ
両成分とも論文の裏付けがあり、悩み・体質・予算で使い分けます。下のカードであなたに近いほうをタップしてください。
論文エビデンスによる評決
エビデンスの強さ:クレアチンが上回ります。ただし成分の「強さ」は目的によって変わります。下の比較で確認してください。
成分の基本情報
クレアチン
Creatine
筋力だけじゃない。睡眠不足時の認知機能改善もメタ解析で確認されている
代表的な研究
筋力・除脂肪体重・無酸素運動パフォーマンスへの有意な効果がメタ解析で確定的に示された(100以上のRCT統合)
記憶・処理速度への改善効果が確認。特に高齢者・睡眠不足状態での認知への効果が顕著(p<0.05)
βアラニン(ベータアラニン)
Beta-Alanine
筋肉内カルノシン+40-80%・1-6分高強度運動 +2-3% パフォーマンス改善のメタ解析
代表的な研究
βアラニン 3.2-6.4g/日×4-10週で 1-4分間の高強度運動パフォーマンスがプラセボ比 +2.85%(n=360・15 RCT統合・p<0.01)・60秒未満および10分超運動には効果限定的(Hobson 2012)
βアラニンの運動パフォーマンス改善メタ解析。1-4分高強度運動で有意改善・効果サイズ d=0.17・40 RCT・n=1,132で確認(Saunders 2017)
若年女性22名にβアラニン 3.2-6.4g/日×4週で神経筋疲労閾値・換気閾値が有意上昇(Stout 2007)
7軸スコア比較
太い数字の軸がその成分の強み。自分が重視する軸で選ぶ。
残り3軸(差が小さい軸)を見る▾
差が大きい軸ほど上に表示。スコアが高い方(太字)がその軸でエビデンスの強い成分
あなたの悩みにはどちらが向いているか
自分の悩みカテゴリをクリックすると詳しく確認できます
クレアチン だけがカバー
βアラニン(ベータアラニン) だけがカバー
有効量・コスト比較
クレアチン
- 有効量
- 3000〜5000 mg/日
- タイミング
- タイミングは問わない。毎日同じ時間に継続摂取が重要
- 継続期間
- 4週間以上の継続で筋力・認知への効果が現れる。ローディングは必須ではない
- 月コスト
- ¥420〜
βアラニン(ベータアラニン)
- 有効量
- 3200〜6400 mg/日(分割摂取)
- タイミング
- 1日2-4回に分割(1回800-1,600mg)・運動有無に関わらず継続的摂取が重要(カルノシン蓄積型)
- 継続期間
- 効果評価は4-12週間。カルノシン濃度上昇は4週目から有意・パフォーマンス改善は8週以降が研究ベース
クレアチンとβアラニン(ベータアラニン)は一緒に使える?
両成分は疲れやすい・筋力・体組成という共通の悩みをカバーしますが、カバーする軸が異なります。「どちらか一方」ではなく「それぞれの役割分担」で組み合わせるアプローチが、より網羅的なカバーを実現します。
今のサプリと組み合わせて診断する比較が終わったら → 7軸カバー状況を確認する
今のサプリが何軸をカバーしているか分かる。不足している軸が明確になる。
クレアチン
βアラニン(ベータアラニン)
よくある質問
Q. クレアチンとβ-アラニンの違いは?▾
作用時間軸が完全に異なる相補的な関係。
クレアチン(モノハイドレート3-5g/日)はATP-クレアチンリン酸系(短時間爆発的運動・1-10秒)のATP再合成促進で筋力・パワー・除脂肪体重に作用(Kreider 2017 J Int Soc Sports Nutrメタ解析・JISSN 2017ガイドライン・100以上のRCT統合)、効果発現3-4週で運動補助サプリで最も論文蓄積が厚い。
β-アラニン(3.2-6.4g/日)は筋肉内カルノシン濃度を増やしH+緩衝能を上げて中強度持久(1-4分)に作用(Hoffman 2008 Amino Acids RCT・Saunders 2017 Br J Sports Medメタ解析)、効果発現4-8週。「短時間爆発(クレアチン)×中強度持久(β-アラニン)」で時間軸が役割分担、併用OK・トレーニング目的に応じて優先順位が決まる。
Q. 用量・形態・併用スタックの最適解は?▾
【クレアチン】5g/日(維持用量)or ローディング20g/日×5-7日→維持5g/日。
Creapure®(AlzChem社・ドイツ)規格化原料が論文用量再現の前提(純度99.99%・他形態HCl/ナイトレート/エチルエステルはCrMを凌駕するエビデンスなし)。
Now Foods Creatine Monohydrate Pure Powder (Creapure®) / Optimum Nutrition Micronized Creatine (Creapure®) / Jarrow Formulas Creatine Monohydrate (Creapure®)等、月¥1,500-3,500。
【β-アラニン】3.2-6.4g/日(1.6g以下分割摂取でparesthesia軽減)。
CarnoSyn®/SR CarnoSyn®規格化原料。
Now Foods Beta-Alanine / NutraBio Beta-Alanine CarnoSyn®等、月¥1,500-3,500。
現実的併用スタック=①クレアチン5g/日(運動後+食事と同時・累積効果型)+②β-アラニン3.2-6.4g/日(分割摂取・累積効果型)+③シトルリンマレート6-8gプレワーク(即時効果型)+④カフェイン200-400mg(プレワーク)+⑤ホエイプロテイン20-40g運動後+⑥水分1.5-2L/日が4-6成分マルチスタック(Trexler 2015 ISSN Position Statement)。
Q. どちらが筋力UPに効く?トレーニング目的別の選び方▾
【最大筋力・パワー・除脂肪体重UP(パワーリフティング・短時間スプリント)】=クレアチン主軸(Kreider 2017メタ解析・Branch 2003で1RM +8%・除脂肪体重+1.3kg報告)、β-アラニンは効果限定的。
【中強度持久力UP(1-4分高強度・サイクリングTT・ローイング・600m走・水泳)】=β-アラニン主軸(Hoffman 2008・Saunders 2017メタ・筋カルノシン濃度上昇でH+緩衝能改善)、クレアチンは限定的。
【総合的筋トレ・ボディビル・除脂肪体重維持】=両者併用(時間軸補完・併用の相乗効果Trexler 2015 ISSN Position Statement)。
【格闘技・MMA・水泳・自転車競技】=両者併用 + シトルリンマレート + カフェイン。
【🚨重要】=「クレアチン単独で筋力↑」「β-アラニン単独で持久力↑」を期待する前にトレーニング負荷(漸進性過負荷の原則)・タンパク質1.6-2.2g/kg体重/日・睡眠7-9時間・カロリー収支が王道最強軸でサプリは補助レイヤー。
Q. 併用注意は?妊娠中・授乳中は?▾
【クレアチン】①水分保持で体重+1-2kg(筋内グリコーゲン+水分・体脂肪増加ではない)。
②胃腸障害(嘔気・腹部膨満・下痢)で水分1.5-2L/日+食事と同時+分割摂取(5g×2回/日)で軽減、③稀に筋けいれん・脱水(高用量+水分不足)。
④🚨腎機能低下例(eGFR<60・透析患者)caution(腎臓内科判断下・健常人は安全プロファイル良好・Lopez 2009メタ)。
⑤糖尿病・GFR低下は念のためモニター、⑥肝機能影響データなしで長期使用安全。
⑦妊娠中・授乳中は標準的安全性データ限定で産科医相談下。
⑧カフェイン併用は古典的に「効果相殺懸念」報告(Vandenberghe 1996)だが近年RCTで否定的(Trexler 2016 ISSNメタ)。
【β-アラニン】①paresthesia(ピリピリ感)で1回1.6g以下分割摂取で軽減。
②妊娠中・授乳中は標準的安全性データ限定で産科医相談下、③タウリン併用注意(理論的取り込み阻害・Dolan 2018)、④腎機能低下例caution、⑤稀に消化器症状。「マッチョになる」「ムキムキになる」「100kg挙げられる」断定は薬機法/景表法NG。
Q. 効果が出るまでと評価のタイミングは?▾
【クレアチン】急性効果=ローディング後5-7日で筋内Cr貯蔵量飽和(Hultman 1996 20g/日×5日で筋内Cr+20%)。
中長期効果=4-12週で筋力+8%・筋量+1.3kg(Branch 2003 96 RCTメタ・Rawson 2003 メタ)、評価指標=1RM・8-12RM反復回数・除脂肪体重(DXA・BIA)・筋周囲径。
【β-アラニン】4-8週で評価(Saunders 2017 メタ)、評価指標=1-4分高強度持久力テスト・反復回数・主観的疲労感。
12-16週で効果限定的なら①トレーニング負荷見直し(漸進性過負荷・ボリューム・強度・頻度・休息)/②栄養軸(タンパク質1.6-2.2g/kg・カロリー収支・炭水化物タイミング)/③睡眠7-9時間/④回復(連続トレーニング日数・アクティブリカバリー)/⑤医療領域(変形性関節症・腱鞘炎・椎間板ヘルニア・五十肩は整形外科+理学療法・男性更年期LOHは内分泌内科・サルコペニアは栄養+運動+リハビリ)/⑥生活軸(喫煙・大量飲酒・慢性ストレス)が次の段階。
Q. クレアチンとβアラニン(ベータアラニン)はどちらが効果がありますか?▾
論文エビデンスの強さではクレアチン(メタ解析・SR)が上回ります。ただし用途が異なるため、目的・悩みに応じた選択が重要です。
Q. クレアチンとβアラニン(ベータアラニン)の違いは何ですか?▾
主な違いは①カバーする悩みカテゴリ(クレアチン:認知・集中力、βアラニン(ベータアラニン):長寿・細胞老化・運動後の疲労回復・筋分解抑制)、②エビデンスの種類(クレアチン:メタ解析・SR、βアラニン(ベータアラニン):RCT)の2点です。
Q. クレアチンとβアラニン(ベータアラニン)は一緒に飲んでも大丈夫ですか?▾
両成分は異なるメカニズムで機能するため、一般に組み合わせ使用が検討されます。ただし相互作用の研究は限られているため、医師・薬剤師への相談を推奨します。
Q. クレアチンとβアラニン(ベータアラニン)の副作用のリスクはどちらが低いですか?▾
クレアチンの主な副作用:水分貯留による体重増加(1〜2kg、主に筋肉内)、高用量で消化器症状(分割摂取で軽減)。 βアラニン(ベータアラニン)の主な副作用:パレストレシア(皮膚チクチク感・無害・分割摂取で軽減)、軽度GI不快感(高用量・空腹時)。 いずれも適切な用量・タイミングを守ることで多くの方が問題なく使用できます。持病がある方は使用前に医師に相談してください。
Q. クレアチンとβアラニン(ベータアラニン)はどちらがコスパが良いですか?▾
クレアチンは月あたり約¥420。ただしコスパは「継続できるか」と「目的に合っているか」で判断することが重要です。