アシュワガンダ
Ashwagandha
コルチゾール−27.9%・8週RCTで確認されたストレス指標の改善
Rhodiola rosea Extract (SHR-5)
SHR-5 規格化・ロサビン3%/サリドロサイド1%・慢性ストレス GAD RCT
SHR-5 576mg/日×28日
Olsson 2009 でストレス関連疲労・注意力・コルチゾール覚醒応答有意改善(n=60)
SciBase 論文エビデンス指数 PEI(v2.2)
信頼度 100%
論文 3 本(RCT 3 / メタ解析 0 / 直近 15 年 2)
評価 A は実用判断、PEI は論文の量と質の客観指標。両者は別軸として読みます。
→ PEI(論文エビデンス指数)の計算方法を見る本ページにはアフィリエイトリンクが含まれます。 掲載内容は論文エビデンスに基づき独立して評価しています。
ポイント
ひとことで
SHR-5 規格化・ロサビン3%/サリドロサイド1%・慢性ストレス GAD RCT
こんな人に
慢性ストレス・燃え尽き症候群 / 精神疲労・集中力低下
推奨用量
400–600mg/日
使用期間
ストレス・疲労は2〜6週で評価
参照論文
3本
ロディオラ・ロゼアの規格化抽出品(SHR-5)はストレス耐性を高めるアダプトゲン系ハーブ。粗抽出物は有効成分量がばらつくため臨床試験は規格化品が中心。
慢性ストレス・精神疲労・全般性不安障害でRCT補助エビデンスがあり、注意力やコルチゾール覚醒応答の改善も報告されている。推奨用量は400〜600mg/日・朝の空腹時。
双極性障害の躁転リスクとMAOI系抗うつ薬との併用は避ける。軽度の血圧低下作用があり降圧薬との併用は要注意。
慢性ストレス・燃え尽き症候群
精神疲労・集中力低下
SSRI 不適用の軽度〜中等度不安(医師相談)
パフォーマンス系アダプトゲン希望
ストレス関連疲労者60名に SHR-5 576mg/日×28日 vs プラセボで Pines Burnout Scale・注意力・コルチゾール覚醒応答有意改善(Olsson EM et al.)
A randomised, double-blind, placebo-controlled, parallel-group study of the standardised extract SHR-5 of the roots of Rhodiola rosea in the treatment of subjects with stress-related fatigue
ストレス症候の成人101名にロディオラ抽出物(WS®1375・SHR-5 同等規格)400mg/日×4週で生活ストレススコア・倦怠感・身体症状有意改善(Edwards D et al.)
Therapeutic effects and safety of Rhodiola rosea extract WS®1375 in subjects with life-stress symptoms - results of an open-label study
軽度〜中等度不安成人81名に SHR-5 200mg×2/日×14週で自己評価不安・ストレス・うつ・気分症状有意改善(Cropley M et al.)
The effects of Rhodiola rosea L. extract on anxiety, stress, cognition and other mood symptoms
個別論文に加えて、国立研究開発法人など公的機関が複数の論文を横断してまとめた 安全性・有効性・相互作用情報も参照できる。
厳密な比較試験で確認
RCT(ランダム化比較試験)
なぜ信頼できるか
プラセボ群との厳密な比較実験。バイアスが抑えられており、因果関係を論じられる研究形式。
どの程度効果を期待できるか
効果の可能性が高い。ただし研究数がSランクより少ないため、個人差が出やすい場合もある。
限界・注意点
研究数・サンプルサイズが限られるものも含む。メタ解析で検証されていないものはSに昇格しない。
このランクの成分をどう扱うか
取り入れる価値が十分ある。効果が出なければ3ヶ月を目安に見直すと良い。
エビデンスランクAです。RCT(ランダム化比較試験)という厳密な比較実験で根拠が確認されています。代表的な研究では「ストレス関連疲労者60名に SHR-5 576mg/日×28日 vs プラセボで Pines Burnout Scale・注意力・コルチゾール覚醒応答有意改善(Olsson EM et al.)」が示されています(Planta Medica・2009年・60人対象)。口コミや広告ではなく、査読済み論文のみを根拠としています。
ストレス・不安・疲れやすい・気分の落ち込み・憂うつへの対策を後回しにするほど、加齢とともに改善が難しくなる傾向があります。多くの研究で「早期からの継続的なアプローチ」が推奨されており、問題が顕在化してからでは対策の効果が限定的になることも少なくありません。今すぐ始めることと、数年後に始めることでは、長期的な結果に大きな差が生まれます。
特に次のような方に向いています:慢性ストレス・燃え尽き症候群、精神疲労・集中力低下、SSRI 不適用の軽度〜中等度不安(医師相談)、パフォーマンス系アダプトゲン希望。逆に、すでに食事からこれらの栄養素を十分に摂取できている方や、該当する悩みがない方は優先度が下がります。まず自分が当てはまるかどうかを確認することが、失敗しない成分選びの出発点です。
論文で効果が確認されているのは400〜600 mg/日です。タイミングは「朝・空腹時・午後遅く服用は不眠リスク」が推奨されています。この量を下回ると研究で示された効果が得られない可能性があります。市販品の中には有効量に満たないものもあるため、配合量の確認が重要です。
ストレス・疲労は2〜6週で評価。多くの方が数週間で諦めてしまいますが、研究で効果が確認されているのはいずれも継続使用が前提です。途中でやめてしまうと、蓄積されたはずの効果が失われる可能性があります。少なくとも研究期間と同程度の継続を目標に設定することを推奨します。
報告されている副作用:不眠(高用量・夕方摂取時)、焦燥感、稀にアレルギー反応、口渇。特に双極性障害(躁転リスク)、MAOI 系抗うつ薬服用中(セロトニン症候群)、降圧薬服用中(血圧低下増強)、妊娠・授乳(データ不足)、ホルモン感受性疾患(理論的・データ少)の方は使用前に医師に相談してください。適切な用量・タイミングを守ることで、多くの方が問題なく使用できます。不安がある場合は医師・薬剤師への相談を推奨します。
MAOI 系抗うつ薬との併用:併用回避が推奨されます。セロトニン作動性の相加でセロトニン症候群リスク SSRI/SNRI 系抗うつ薬との併用:併用には注意が必要です。セロトニン作動性の相加で症候群リスク 降圧薬との併用:併用には注意が必要です。軽度血圧低下作用との相加 服薬中の方は自己判断で併用せず、必ず医師・薬剤師に相談してください。
SHR-5 は規格化品で臨床試験エビデンス豊富です。
【通常ロディオラ】粗抽出物・ロサビン/サリドロサイド含量バラつき・効果不安定。
【SHR-5】Swedish Herbal Institute 特許規格・ロサビン3%・サリドロサイド1%・全 RCT で使用される基準素材。
【まとめ】論文用量再現したいなら「SHR-5」「3% rosavin / 1% salidroside」明記製品(Now Foods・Solgar・Jarrow Formulas 等で採用)を選択。
朝・空腹時が推奨です。
【背景】中枢神経刺激作用があるため、午後遅く・夜摂取は不眠リスク。空腹時は吸収率向上。
【まとめ】朝食前・午前中・最大午後2時まで。慢性ストレス対応で1日2回分割(朝+昼)も可。夕方以降は避ける。
機序が異なる補完関係です。
【ロディオラ】中枢覚醒型アダプトゲン・精神疲労・集中力低下・GAD 軽度に。
【アシュワガンダ】鎮静抗ストレス型アダプトゲン・コルチゾール低下・睡眠改善。
【まとめ】日中の精神疲労・集中力 → ロディオラ・夜のストレス・不眠 → アシュワガンダ・併用は朝ロディオラ + 夜アシュワガンダ。
1〜4週で初期変化・2〜6週で安定改善。
【急性効果】Olsson 2009 では28日で有意差・初週から疲労改善実感する例も。
【まとめ】2週で初期変化なしなら用量・タイミング再評価・6週で改善なしなら中止検討。
MAOI・避けるべき・SSRI/SNRI 併用は医師の管理下でのみです。
【背景】ロディオラはセロトニン作動性の作用があるため、抗うつ薬併用でセロトニン症候群リスク。
【まとめ】抗うつ薬服用中の方は精神科・心療内科医必須相談・自己判断追加禁止。
副作用の可能性
注意が必要な方
添付文書・FDA警告・査読論文をもとに、併用に注意が必要な医薬品をまとめています。
MAOI 系抗うつ薬
作用機序:セロトニン作動性の相加でセロトニン症候群リスク
推奨行動:MAOI 服用中は併用回避
出典:NIH NCCIH Rhodiola Fact Sheet
SSRI/SNRI 系抗うつ薬
作用機序:セロトニン作動性の相加で症候群リスク
推奨行動:精神科・心療内科医の管理下でのみ併用
出典:Drugs.com Rhodiola Interactions
降圧薬
作用機序:軽度血圧低下作用との相加
推奨行動:降圧薬服用中は血圧モニタリング
出典:Drugs.com Rhodiola Interactions
該当する薬を服用中の方は、自己判断で併用せず、必ず医師・薬剤師に相談してください。本項は一般的な情報提供であり、個別の診療・処方判断の代替ではありません。
上記の薬を服用中・体質的に併用できない方には、同じ悩みに対応しつつ同系統の薬剤干渉を持たない成分を選んでいます。
※ 候補は元成分と同じ系統の薬剤干渉を持たないものに限定していますが、各成分にも個別の注意事項があります。リンク先の飲み合わせ欄を必ず確認し、最終判断は医師・薬剤師にご相談ください。
有効量を確認する
1日400〜600mg/日を目安にする。この量が論文で効果を確認した用量。
タイミングと使い方
朝・空腹時・午後遅く服用は不眠リスク
効果が出るまでの期間
ストレス・疲労は2〜6週で評価
この成分を一言で
ロディオラ・ロゼア抽出物(SHR-5)はRCT(ランダム化比較試験)という厳密な比較実験でストレス・不安・疲れやすい・気分の落ち込み・憂うつへの効果が確認されている成分です。特に 慢性ストレス・燃え尽き症候群・精神疲労・集中力低下 に向いています。始めるなら 400〜600mg/日を朝・空腹時・午後遅く服用は不眠リスクから。効果の実感にはストレス・疲労は2〜6週で評価が目安です。なお、不眠(高用量・夕方摂取時)の報告があるため、体調に合わせて量を調整してください。
最終更新:2026-05-14 / 参照論文:3件
ロディオラ・ロゼア抽出物(SHR-5)と共通の悩み(ストレス・不安・疲れやすい・気分の落ち込み・憂うつ)で推奨される成分
Ashwagandha
コルチゾール−27.9%・8週RCTで確認されたストレス指標の改善
Magnesium
日本人の平均摂取量は推奨量より約100mg/日不足。睡眠の質改善のRCTあり
L-Theanine
リラックス・ストレス軽減・睡眠の質への関与がRCTで確認されている
Rhodiola Rosea
シベリア原産のアダプトゲン。精神的疲労・ストレス・認知機能の改善がRCTで最も強く確認された成分
Phosphatidylserine (PS)
脳のリン脂質。認知機能・記憶・ストレス応答への関与がRCTで確認
Vitamin B6 / Pyridoxine
セロトニン・ドーパミン合成に関与。ストレス・PMS・認知機能にRCTエビデンス