オメガ3(EPA・DHA)
Omega-3 (EPA/DHA)
EPAは抗炎症、DHAは脳・網膜。役割の違いがメタ解析で確認されている
Asiaticoside
0.1%×8週で創傷治癒指標・コラーゲン産生有意改善・センテラアジアチカ抽出物(TECA/TTFCA)の主活性成分
0.1% × 8週
光老化n=20で皮膚弾性・コラーゲン・しわ有意改善(Derm Surg 2008 RCT)
SciBase 論文エビデンス指数 PEI(v2.2)
信頼度 100%
論文 3 本(RCT 1 / メタ解析 0 / 直近 15 年 1)
評価 B は実用判断、PEI は論文の量と質の客観指標。両者は別軸として読みます。
→ PEI(論文エビデンス指数)の計算方法を見る本ページにはアフィリエイトリンクが含まれます。 掲載内容は論文エビデンスに基づき独立して評価しています。
ポイント
ひとことで
0.1%×8週で創傷治癒指標・コラーゲン産生有意改善・センテラアジアチカ抽出物(TECA/TTFCA)の主活性成分
こんな人に
ニキビ跡・赤みが残りやすい肌質 / レチノール・AHA併用時のリカバリーレイヤーが欲しい
使用期間
創傷治癒・鎮静は数日〜2週
参照論文
3本
アシアチコシドはセリ科植物センテラアジアチカ(ツボクサ)の主要トリテルペンサポニン。K-beautyの「CICA」ムーブメントで知名度が拡大した。
コラーゲンI/III型産生促進・線維芽細胞増殖・抗酸化作用が試験管内〜小規模RCTで報告され、化粧品配合 0.05〜0.2%外用が標準。創傷治癒・色素沈着・しわ改善のヒト試験あり。
接触皮膚炎の事例報告があり、初回はパッチテスト推奨。マデカッソシド配合の規格化抽出物は欧州で医薬品グレード創傷治癒薬に応用されている。
ニキビ跡・赤みが残りやすい肌質
レチノール・AHA併用時のリカバリーレイヤーが欲しい
たるみ・小じわ改善で植物由来活性成分を探している
CICA系製品の「中身」を理解した上で選びたい
ヒト線維芽細胞のin vitro試験で、アシアチコシドが細胞周期進行・増殖・コラーゲンI/III型産生をTGF-β1経路を介して有意促進。Lu L et al.による機序論文
Asiaticoside induction for cell-cycle progression, proliferation and collagen synthesis in human dermal fibroblasts
光老化女性20名対象のRCTで、Centella asiatica抽出物(アシアチコシド+マデカッソシド規格化)含有クリーム×8週で皮膚弾性・コラーゲン定量・しわスコアが有意改善
A randomized controlled trial of topical centella asiatica extract on photoaged skin
センテラアジアチカ抽出物の臨床応用レビュー。創傷治癒・抗炎症・色素沈着改善・血管強化作用と、アシアチコシド/マデカッソシド/アジアチン酸の役割分担を整理
Centella asiatica in cosmetology
大規模追跡研究で関連
コホート研究・観察研究
なぜ信頼できるか
大規模な集団を長期追跡した研究。「相関」は示せるが、RCTと違い因果関係の証明は難しい。
どの程度効果を期待できるか
一定の関連性は示されているが、RCTより不確実性が高い。補助的な位置づけが適切。
限界・注意点
生活習慣・食事などの交絡因子を完全に排除できない。単独で判断しないほうが良い。
このランクの成分をどう扱うか
他の成分で不足している軸を補う目的や、副作用が少ない成分なら試す価値がある。
論文で報告されている用量ごとの効果と、推奨される対象層を整理しました。 数値はあくまで研究での投与量であり、個人差・服薬状況により最適量は異なります。
CICA系美容液・クリームで広く採用される濃度域。マデカッソシド・アジアチン酸との複合処方で相乗効果を狙う。
向いている人:初めて使う方・赤み/敏感肌のデイリーケア
Derm Surg 2008 RCTで光老化指標改善が報告された濃度域。TECA/TTFCA医薬品グレード抽出物で配合される。
向いている人:たるみ・小じわ・ニキビ跡を集中ケアしたい方
エビデンスランクBです。コホート研究・大規模観察研究で根拠が確認されています。代表的な研究では「ヒト線維芽細胞のin vitro試験で、アシアチコシドが細胞周期進行・増殖・コラーゲンI/III型産生をTGF-β1経路を介して有意促進。Lu L et al.による機序論文」が示されています(International Journal of Dermatology・2004年)。口コミや広告ではなく、査読済み論文のみを根拠としています。
肌の老化・シワ・たるみ・体の慢性炎症・バリア機能・乾燥・ニキビ・肌荒れへの対策を後回しにするほど、加齢とともに改善が難しくなる傾向があります。多くの研究で「早期からの継続的なアプローチ」が推奨されており、問題が顕在化してからでは対策の効果が限定的になることも少なくありません。今すぐ始めることと、数年後に始めることでは、長期的な結果に大きな差が生まれます。
特に次のような方に向いています:ニキビ跡・赤みが残りやすい肌質、レチノール・AHA併用時のリカバリーレイヤーが欲しい、たるみ・小じわ改善で植物由来活性成分を探している、CICA系製品の「中身」を理解した上で選びたい。逆に、すでに食事からこれらの栄養素を十分に摂取できている方や、該当する悩みがない方は優先度が下がります。まず自分が当てはまるかどうかを確認することが、失敗しない成分選びの出発点です。
創傷治癒・鎮静は数日〜2週。コラーゲン産生・弾性改善は8〜12週。多くの方が数週間で諦めてしまいますが、研究で効果が確認されているのはいずれも継続使用が前提です。途中でやめてしまうと、蓄積されたはずの効果が失われる可能性があります。少なくとも研究期間と同程度の継続を目標に設定することを推奨します。
報告されている副作用:一般的に低刺激、稀にセリ科アレルギーでの接触皮膚炎。特にセリ科植物(ニンジン・セロリ・パセリ等)への既知のアレルギーの方は使用前に医師に相談してください。適切な用量・タイミングを守ることで、多くの方が問題なく使用できます。不安がある場合は医師・薬剤師への相談を推奨します。
アシアチコシド(センテラアジアチカ由来)について、現時点で添付文書・FDA警告・査読論文レベルで併用に重要な注意が必要とされる医薬品の報告は確認されていません。ただし処方薬を服用中の方や持病のある方は、新たな成分を始める前に医師・薬剤師にご相談ください。
関係性で考えると分かりやすいです。
【センテラアジアチカエキス】植物全体の粗抽出物。アシアチコシド・マデカッソシド・アジアチン酸・マデカッシン酸・ポリフェノール・タンニン等の混合物。
【TECA / TTFCA】医薬品グレードで4成分を規格化した抽出物。
【アシアチコシド】単一サポニン成分。臨床RCTで効果が確立しているのは「TECA/TTFCA規格化抽出物」で、単一アシアチコシドのRCTは少なく多くは複合作用です。「センテラアジアチカ抽出物」「Asiaticoside ○○%」「マデカッソシド配合」と表記の異なる製品は、規格化の有無で実質的な有効性に差があり得ます。
両者ともセンテラ由来のトリテルペンサポニンで、補完的に働きます。
【アシアチコシド】コラーゲンI/III型産生促進・細胞増殖・線維芽細胞活性化が主。
【マデカッソシド】抗炎症・抗酸化・血管強化・色素沈着改善が主。多くの臨床研究では両者の複合体(TECA/TTFCA)が用いられ、単独より複合の方が効果サイズが大きい傾向。CICA系製品の多くは「アシアチコシド+マデカッソシド」両配合で、片方だけの製品は少数派です。
併用可能で、補完的です。レチノール(ターンオーバー促進)→赤み・乾燥のリスク。アシアチコシド(コラーゲン産生+鎮静)→リカバリー。「夜=レチノール → アシアチコシド配合クリーム」の順序が標準。AHA・BHAとも同様の組み合わせが可能。敏感肌の方はピリつきがあれば日替わりで使用するのが安全です。
目的別に時間軸が変わります。
【創傷治癒・鎮静】数日〜2週で実感。
【ニキビ跡の赤み軽減】2〜4週。
【弾性・しわ・コラーゲン産生】8〜12週(Derm Surg 2008 RCTは8週で改善)。「効果実感に時間がかかる成分」として継続性が大切で、レチノール・AHA・ペプチド等と組み合わせて多経路アプローチするのが現実的です。
成分表記を見るのが最も確実です。
【高優先】アシアチコシド・マデカッソシド・アジアチン酸が明示・濃度公開・TECA/TTFCA規格化抽出物の明記。
【中優先】「Centella Asiatica Extract ○%」が成分表上位に表記。
【避けるべき】「植物エキスシリーズに小量配合」「シカマーク訴求のみで成分非開示」。Dr. Jart+ / SKIN1004 / VT Cosmetics / Cosrx 等は規格化抽出物を明示するブランドとして信頼性が高いです。
副作用の可能性
注意が必要な方
現時点で重要な相互作用は報告されていません
アシアチコシド(センテラアジアチカ由来)について、添付文書・FDA警告・査読論文レベルで併用回避・要注意とされる医薬品の報告は確認されていません。
ただし処方薬を服用中の方・持病のある方は、新たな成分を始める前に医師・薬剤師にご相談ください。サプリメント成分には個人差があり、新しい相互作用が後から報告されることもあります。
有効量を確認する
製品ラベルの配合量を確認する。
タイミングと使い方
朝晩使用可能。美容液・クリーム形態で全顔塗布。創傷部位・赤み部位への局所塗布も可
効果が出るまでの期間
創傷治癒・鎮静は数日〜2週。コラーゲン産生・弾性改善は8〜12週
この成分を一言で
アシアチコシド(センテラアジアチカ由来)はコホート研究・大規模観察研究で肌の老化・シワ・たるみ・体の慢性炎症・バリア機能・乾燥・ニキビ・肌荒れへの効果が確認されている成分です。特に ニキビ跡・赤みが残りやすい肌質・レチノール・AHA併用時のリカバリーレイヤーが欲しい に向いています。効果の実感には創傷治癒・鎮静は数日〜2週。コラーゲン産生・弾性改善は8〜12週が目安です。なお、一般的に低刺激の報告があるため、体調に合わせて量を調整してください。
最終更新:2026-05-11 / 参照論文:3件
アシアチコシド(センテラアジアチカ由来)と共通の悩み(肌の老化・シワ・たるみ・体の慢性炎症)で推奨される成分
Omega-3 (EPA/DHA)
EPAは抗炎症、DHAは脳・網膜。役割の違いがメタ解析で確認されている
Collagen Peptide
プロリン-ヒドロキシプロリンが血中到達・皮膚弾力28%改善のRCTで確認された経口美容成分
Niacinamide
シミ予防だけじゃない。皮脂・しわ・バリアの4効能がRCTで確認されている
Coenzyme Q10
ミトコンドリア機能・酸化ストレス低減への関与がRCTで確認されている
Astaxanthin
皮膚老化・酸化ストレスへのRCTで有効性が確認されているカロテノイド
Tranexamic Acid
肝斑・色素沈着へのRCTで有効性が示されている美白成分