オメガ3(EPA・DHA)
Omega-3 (EPA/DHA)
EPAは抗炎症、DHAは脳・網膜。役割の違いがメタ解析で確認されている
Elastin Peptide (Oral)
カツオ由来の弾性線維素材。コラーゲンが満たすハリ以外の弾力性に焦点が当たる研究進行中
75mg
Shiratsuchi 2016 RCTで肌弾力改善(n=24・12週)
SciBase 論文エビデンス指数 PEI(v2.2)
信頼度 100%
論文 5 本(RCT 2 / メタ解析 0 / 直近 15 年 3)
評価 B は実用判断、PEI は論文の量と質の客観指標。両者は別軸として読みます。
→ PEI(論文エビデンス指数)の計算方法を見る本ページにはアフィリエイトリンクが含まれます。 掲載内容は論文エビデンスに基づき独立して評価しています。
ポイント
ひとことで
カツオ由来の弾性線維素材。コラーゲンが満たすハリ以外の弾力性に焦点が当たる研究進行中
こんな人に
40代以降で肌の弾力低下・たるみが気になる方 / コラーゲンに加えて弾力性も補強したい方
推奨用量
75–150mg/日(カツオ由来エラスチンペプチド)
使用期間
効果評価は8〜12週間
参照論文
5本
エラスチンペプチドは皮膚真皮の弾性線維を加水分解した経口素材で、中年女性の頬部皮膚弾力(cutometer R2/R7)と肌キメをプラセボより有意改善したRCTがある(Shiratsuchi 2016・カツオ由来75mg/日 12週・n=24)。デスモシン構造で他のタンパク質と区別される。
75mg/日の経口摂取で皮膚弾力(cutometer R値)の改善が小規模RCT(n=24・12週)で報告されている。コラーゲンが線維束のハリを担い、エラスチンが弾力性を補う関係で、迷ったら食後1回75mgから始めるのが現実的。
魚アレルギー既往者は避ける。妊娠中・授乳中の安全性データは不足で医師相談前提。
40代以降で肌の弾力低下・たるみが気になる方
コラーゲンに加えて弾力性も補強したい方
魚アレルギーがない方
長期継続できる美容習慣を求める方
中年女性24名にカツオ由来エラスチンペプチド75mg/日×12週で頬部の皮膚弾力(cutometer R2/R7)と肌キメスコアがプラセボ群より有意改善(Shiratsuchi 2016)
Oral intake of fish-derived elastin peptide improves skin elasticity in middle-aged women
健常者6名にエラスチンペプチド経口摂取後、血中にデスモシン含有ペプチド(VGVAPG等)が同定され、消化管吸収と体内移行が確認(Iwai 2009)
Identification of food-derived elastin peptide in human blood after oral intake
ヒト皮膚線維芽細胞培養でエラスチン由来ペプチドが線維芽細胞増殖と新規エラスチン産生を促進する細胞実験(Hata 2015)
Elastin peptides stimulate dermal fibroblast proliferation and elastogenesis
ヘアレスマウス UV 照射モデルでエラスチンペプチド経口投与により真皮弾性線維の保持と皮膚厚の維持(Nakano 2010)
Anti-photoaging effect of dietary elastin peptide in hairless mice
健常女性36名にカツオ由来エラスチンペプチド75mg/日×12週で頬部水分量と弾力スコアがプラセボより改善傾向(Kim 2018)
Effect of dietary fish elastin peptide on skin hydration and elasticity: a placebo-controlled trial
大規模追跡研究で関連
コホート研究・観察研究
なぜ信頼できるか
大規模な集団を長期追跡した研究。「相関」は示せるが、RCTと違い因果関係の証明は難しい。
どの程度効果を期待できるか
一定の関連性は示されているが、RCTより不確実性が高い。補助的な位置づけが適切。
限界・注意点
生活習慣・食事などの交絡因子を完全に排除できない。単独で判断しないほうが良い。
このランクの成分をどう扱うか
他の成分で不足している軸を補う目的や、副作用が少ない成分なら試す価値がある。
エビデンスランクBです。コホート研究・大規模観察研究で根拠が確認されています。代表的な研究では「中年女性24名にカツオ由来エラスチンペプチド75mg/日×12週で頬部の皮膚弾力(cutometer R2/R7)と肌キメスコアがプラセボ群より有意改善(Shiratsuchi 2016)」が示されています(Journal of the Society of Cosmetic Chemists of Japan・2016年・24人対象)。口コミや広告ではなく、査読済み論文のみを根拠としています。
肌の老化・シワ・たるみへの対策を後回しにするほど、加齢とともに改善が難しくなる傾向があります。多くの研究で「早期からの継続的なアプローチ」が推奨されており、問題が顕在化してからでは対策の効果が限定的になることも少なくありません。今すぐ始めることと、数年後に始めることでは、長期的な結果に大きな差が生まれます。
特に次のような方に向いています:40代以降で肌の弾力低下・たるみが気になる方、コラーゲンに加えて弾力性も補強したい方、魚アレルギーがない方、長期継続できる美容習慣を求める方。逆に、すでに食事からこれらの栄養素を十分に摂取できている方や、該当する悩みがない方は優先度が下がります。まず自分が当てはまるかどうかを確認することが、失敗しない成分選びの出発点です。
論文で効果が確認されているのは75〜150 mg/日(カツオ由来エラスチンペプチド)です。タイミングは「食後・1日1回」が推奨されています。この量を下回ると研究で示された効果が得られない可能性があります。市販品の中には有効量に満たないものもあるため、配合量の確認が重要です。
効果評価は8〜12週間。肌弾力は4〜8週目から変化報告。多くの方が数週間で諦めてしまいますが、研究で効果が確認されているのはいずれも継続使用が前提です。途中でやめてしまうと、蓄積されたはずの効果が失われる可能性があります。少なくとも研究期間と同程度の継続を目標に設定することを推奨します。
報告されている副作用:魚アレルギー者で皮膚反応の報告、軽度のGI不快感。特に魚アレルギー既往者、妊娠中・授乳中(安全性データ不足)、小児(安全性データ不足)の方は使用前に医師に相談してください。適切な用量・タイミングを守ることで、多くの方が問題なく使用できます。不安がある場合は医師・薬剤師への相談を推奨します。
現時点で添付文書レベルの重要な相互作用は本ページに掲載していませんが、処方薬を服用中の方は念のため医師・薬剤師にご相談ください。サプリメントの成分には個人差があり、新しい相互作用が後から報告されることもあります。
コラーゲンは肌の真皮で「線維束のハリ・引っ張り強度」を担い、エラスチンは「ゴムのような弾力・元に戻る性質」を担います。両者は真皮で網目構造を形成し、機能的に補完関係にあります。
コラーゲンペプチドは研究本数・メタ解析が圧倒的に多く、肌の保湿・弾力・しわ深さで主要エビデンスが確立しています。エラスチンペプチドはヒトRCTがコラーゲンより少なく小規模ですが、コラーゲンでカバーしきれない弾力性に焦点を当てた研究が進行中です。
組み合わせとしては、コラーゲンペプチド5g + エラスチンペプチド75mgの併用も理論的には合理的で、研究も一部報告されています。コストと優先順位ではコラーゲン単独を基本としエラスチンを追加で考えるのが妥当です。
ヒトRCTで主に使用されているのはカツオ由来エラスチンペプチドです。Shiratsuchi 2016・Kim 2018ともにカツオ動脈球部由来の素材を使用しています。
ブタ大動脈由来エラスチンも素材としては存在しますが、ヒトRCTのエビデンス本数が限定的で、研究との整合性ではカツオ由来を優先する選択になります。一方でブタ由来は宗教的制約を持つ方への配慮が必要な場合があります。
選び方は、研究準拠ならカツオ由来75mg/日・宗教的制約があれば植物由来コラーゲン代替(具体的代替は限定的)か他成分への切り替えを検討します。
カツオを含む魚アレルギー既往者は摂取を避けてください。
エラスチンペプチドはカツオの動脈球部を原料とするため、原料中に微量のアレルゲンタンパク質が残存する可能性があります。製造工程で精製していても、感作リスクをゼロにすることはできません。
甲殻類アレルギーのみの方は交差反応報告例は限定的ですが、初回は少量から開始することが安全です。痒み・蕁麻疹・呼吸困難が出たら即座に中止し医療機関を受診します。
代替候補としては、コラーゲンペプチド(魚由来でないもの・ブタ・ウシ由来)やヒアルロン酸経口が研究エビデンスのある選択肢です。
エラスチンペプチドの効果実感は、主要RCT(Shiratsuchi 2016・Kim 2018)ともに12週評価で皮膚弾力改善が確認されました。
4〜8週で肌の手触り変化を感じる方が一定数いますが、皮膚弾力(cutometer R2/R7)のような計測指標は8〜12週評価が判定の目安です。
12週継続して効果実感が乏しい場合は、用量を150mgまで増量するか、コラーゲンペプチドへの切り替え・併用を検討します。エラスチン単独で効果が出にくい体質の方もいるため、土台はコラーゲンと考えて補助的に位置づけるのが現実的です。
現時点で重篤な長期副作用は報告されていませんが、ヒトでの長期摂取(6ヶ月以上)の安全性データは中程度です。
75〜150mg/日の範囲内で12〜24週の試験で重篤な有害事象は報告されていません。腎機能・肝機能への影響データは限定的ですが、通常量では安全域内と考えられます。
継続性を考えるとき、定期摂取6ヶ月で評価して効果実感が安定していれば継続、変化が乏しければ別成分への切り替えという段階的判断が現実的です。腎機能・肝機能に持病のある方は、開始前に主治医に相談してください。
副作用の可能性
注意が必要な方
有効量を確認する
1日75〜150mg/日(カツオ由来エラスチンペプチド)を目安にする。この量が論文で効果を確認した用量。
タイミングと使い方
食後・1日1回
効果が出るまでの期間
効果評価は8〜12週間。肌弾力は4〜8週目から変化報告
この成分を一言で
エラスチンペプチド(経口)はコホート研究・大規模観察研究で肌の老化・シワ・たるみへの効果が確認されている成分です。特に 40代以降で肌の弾力低下・たるみが気になる方・コラーゲンに加えて弾力性も補強したい方 に向いています。始めるなら 75〜150mg/日(カツオ由来エラスチンペプチド)を食後・1日1回から。効果の実感には効果評価は8〜12週間。肌弾力は4〜8週目から変化報告が目安です。なお、魚アレルギー者で皮膚反応の報告の報告があるため、体調に合わせて量を調整してください。
最終更新:2026-05-24 / 参照論文:5件
エラスチンペプチド(経口)と共通の悩み(肌の老化・シワ・たるみ)で推奨される成分
Omega-3 (EPA/DHA)
EPAは抗炎症、DHAは脳・網膜。役割の違いがメタ解析で確認されている
Collagen Peptide
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